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Study at Foreign Partner University

セントラルミシガン大学 【2019年8月~2020年3月】
守部 北斗さん(学校教育教員養成課程教科教育専攻 英語教育専修)

  • ・Study abroad journal
  • ・Study abroad report
  • ・Study abroad report(自由レポート)
  • ・Cost of study abroad

Study abroad journal

a) 新しい環境や日常生活、適応、カルチャーショックに関する感想や、外国人として扱われることでの、日々のストレスの対処法などに関しての感想。

 食文化、人との距離感、この2点がここアメリカで痛切に感じている日本にいる頃との違いです。
 一つ目の食文化について。 正直なところ、あの炊き立ての白ご飯・焼き魚・みそ汁を勝る料理に、ここではまだ出会えていません。 物心つく前から慣れ親しんできた和食をしばらくの間離れるということは、想像以上に辛いものがありますが、 アジアンマーケットなどで食材を購入し自炊することで、食事面に関しては乗り切っています。 また、食前・食後のあいさつ、「いただきます」・「ごちそうさまでした」は、毎食忘れられません。 これらを直接言い表す言葉が英語にないためか、多くのアメリカ人学生は、特に何も言わないことがほとんどだと教わりました。 実際そのように見受けられます。 こうした普段の何気ない作法を通しても、私が日本人であること、また、ここではマイノリティになることを強く感じさせられます。
 二つ目の人との距離感について。 私は、自身の気質もあるせいか、知り合ってから打ち解けるまでにしばらく時間がかかると感じていますが、ここで出会う人の多くは、大変気さくに話かけてくれます。 心の距離が近づくスピードに戸惑い、対人関係で辛く感じることもありました。 また、私は相手からの誘いを断ることに抵抗がありましたが、少しずつ自身の意思を尊重し、相手に伝えることできるようになってきました。 望ましくない場面を肌で感じない限り、自らの言動パターンを変革することは難しいとも考えます。
 最後に、日々のストレス対処法を簡潔に記したいと思います。 十分な睡眠を取る、私のバックグラウンドを深く知っている友人と悩みを語る、水泳などのワークアウトを無心になって楽しむ、などがあります。 心と体の健康は繋がっていると実感しています。

b) マイポートフォリオのプロジェクトの進捗についてプロジェクトの進捗について、達成度合い、これまでに取り組んだこと、わかったこと、これから取り組むこと

 私の留学前の目標は、英語4技能(特にスピーキング力)の向上、語学を学ぶ動機を高められるような引き出しを増やす、というものでした。 生活を共にするルームメイトとは特に、くだらないジョークから、アニメ、小テスト対策まで、様々なことを毎日語り合っています。 このおかげもあって、一つ目の目標は達成しつつあります。帰国後は、到達度を図るために、英検1級を再度受験します。 また二つ目の目標に関しては、少し内気で部屋にいることがしばしばあったので、留学の後半は「日本語カンバセーションクラブ」やOGE(Office of Global Engagement)が主催するイベントに足繁く通いたいと思います。
 余談ですが、心理学と哲学の講義を通して、私の究極的な目標は、「英語を学ぶこと」か、それとも「英語で学ぶこと」か、という疑問が沸き起こりました。 英語ではなく日本語を使う方が、理解が格段に速く進むと感じています。あえて「英語で学ぶ」ことの意義を模索しています。 職に就いてしばらくするとこの答えが見つかるのでしょうか。自問しながら、残りの留学生活を送りたいと思います。 応援メールを送って、いつもサポートしてくださっている学生支援課のみなさん、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

現地での様子
 

           


Study abroad report

留学をしようと思ったきっかけは何ですか。また派遣国(協定大学)を選んだ理由は何ですか。

 中学時にカナダで2週間の語学研修&ホームステイを体験したことが、留学を志望する原点になりました。 文化背景が日本とは全く異なる環境に慣れることに手一杯で、腰を据えて語学学習に取り組む余裕を保つことが難しい現状でした。 帰国後は、いつかリベンジを果たしたいという想いを抱き、英語学習に勤しみました。 また、本学に入学してからは、国際学生宿舎の寮長を1年間務め、交換留学生と共に生活する中で、長期留学への期待をますます膨らませていました。 また、協定大学を選んだ理由は、主に二つあります。
 一つ目は、教師力の向上を遂げたいと考えたからです。 およそ10年間の英語学習の中で挫折を経験しながらも、私が培ってきた英語の力を現地で試したいという思いが強くありました。 また、本学の先輩方の帰国報告会に参加し、自らが現地で体感するものは人生の糧になり、またいつかその経験を還元したいと確信しました。
 二つ目は、セントラルミシガン大学からの学生と寮生活を通して交流する中で、彼らに現地で再会したい、また彼らが私の心の支えになってくれると考えたからです。 長期の留学では、ホームシックになることもあると思い、気楽に相談できる友人のいる大学を選びました。

留学までのプロセスを教えてください。(準備を始めた時期や準備した事など)
時期 準備した事
2018年1~2月 英検準1級合格
10月 TOEFL受験
11月 派遣留学のための面接
2019年3月 派遣留学のためのスタートアップミーティング
4月 パスポート取得
5月 学生ビザ発給
6月 英検1級受験
7月 TOEIC受験
危機管理セミナー・壮行会
滞在方法を教えてください。

 大学キャンパス内にある学生寮で、ブラジル人1名、アメリカ人2名の計3名が私のルームメイトでした。

現地での授業時間割を教えてください。

 以下の表の通りです。

【前期】

月・水 火・木
Listening, Speaking, And NotetakingⅢ
9:00~10:50
Academic Grammar for Int'l Students
17:00~18:15
Academic Writing for Int'l Students
11:00~12:15
Listening, Speaking, And NotetakingⅢ
9:00~10:50

(週に1回90分@図書館)
Writting Workshop

【後期】

月・水 火・木
Listening, Speaking for Int'l Students
10:00~11:50
Introduction to Philosophy
12:30~13:45
Introduction to Psychology
9:30~10:45
Academic Reading for Int'l Students
15:30~16:45
ある一日のタイムテーブルを教えてください。
時間 内容
8:00 起床
8:20~9:00 友人と朝食
9:30~10:45 授業
11:00~12:00 授業の課題
12:10~13:00 手作り昼食
13:00~15:15 授業の予復習
15:30~16:45 友人と夕食
17:00~18:30 授業の課題
19:00~ 自由(水泳、筋トレ、卓球、学習等)
23:30 就寝
留学を終えて自分自身で変化したことを教えてください。

 自ら見通しを持って計画を立て、とにかく一歩前に踏み出す力が芽生えたと実感しています。 勉学はもとより、3週間ほどの一人旅でも痛感することになりました。 日本から遠く離れたアメリカで、安全面に十分配慮しつつ巡りたい場所を入念に調べ上げ、実際に自分の足で旅をする経験は何にも変えられないものです。 何事にチャレンジするにしても、ただ漠然とした不安を抱えたまま思いとどまるのではなく、少し背伸びをしてトライする楽しさを肌で感じました。

帰国後の展望を教えてください。

 自分とはバックグラウンドが異なる人と、英語を通じて交流を深め、お互いを認め合う素晴らしさを体感しました。 また、私が現地の寮で多くの方に数えきれないサポートを受けたことから、本学の留学生が日々の不安や困難さを少しでも解消できるよう、彼らを少しでも支えることができればと思います。

Study abroad report(自由レポート)

◎自由レポート タイトル:なぜ私は英語を学ぶのか

 私は、留学前からこのテーマに関して自問自答することが度々ありました。 というのも、中学・高校での大学受験を見据えた英語学習がひとまず終わり、教職に関する講義を受ける中で「なぜ私は英語を学ぶのか」という根本的な問いに立ち返ったからです。 ここでは、留学を終えた現時点での私なりの考えを二点綴りたいと思います。 一点目は、私の人生の自己実現のため。 そして二つ目は、バックグラウンドが自分とは全く違う他者をより深く理解するためのツールを獲得するためです。
 一点目の「人生における自己実現」についてです。私は中学・高校と教科としての英語を魅力に感じ、大学受験を突破したい一心で勉学に励みました。 大学に入学してからは、私の英語がネイティブスピーカーにも伝わる楽しさを知り、日本語より英語を話す時間の方が長い日があるほど彼らと交流を続けることで、将来のキャリア形成を広く深く考えることができるようになりました。
 次に、二点目の「他者理解のツールを獲得するため」についてです。 英語だけに限りませんが、言語を学ぶことは、その言語を話す人の価値観や彼らの文化的・歴史的背景をも知るきっかけになったと実感しています。 その言語話者の思考や視点を疑似体験できる、さらに究極的には、人生を生き抜くために必要不可欠な他者理解の基盤を築くことが言語学習の真髄だと確信しています。
 最後になりましたが、留学前から私の留学手続きや先輩方の帰国報告会など多くの留学に向けたミーティングの段取りを整えるといったように、様々な面でサポートしてくださった本学の学生支援課の皆様、 留学できるほどの力を高めてくださった恩師、いつも私のそばにいて相談に乗ってくれた多くの友人、さらに私を学ぶ機会とその環境を整えて励ましてくれた両親には感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。

Cost of study abroad

留学先:セントラルミシガン大学
留学期間:2019年8月~2020年3月
留学期間中にかかった費用総額
費用総額 約 200万円
月平均の項目別支出額
支出項目 金額(1ドル=約108円) 内訳
授業料等 約 50万円 奈良教育大学へ納金
宿舎費 約 50万円
食費 約 40万円 週10回のミールプランを利用
交通費 約 22万円
学用品/図書 約 3万円
衣服費 約 1万円
通信費 約 5万円
教養費 0円
雑費 約 10万円 食料品、食事代など
医療費 0円
旅行等 20万円
特記事項

約3週間の旅行中に、ニューヨーク・フィラデルフィア・ワシントンDCを巡りました。

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