奈良教育大学 国際交流留学センター

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嶺南大学 【2014年3月~2014年12月】
蓮岡 くるみさん(学校教育教員養成課程言語・社会コース 国語教育専修)

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帰国報告

留学先 :大韓民国(嶺南大学校)
留学期間:2014年3月~12月(約10か月)

留学を決めたきっかけ

 私が留学に行こうと決めたのは、自分の本当に興味のあることを追求したいという思いがあったからです。 私は1回生の終わりごろから、大学の授業と部活とアルバイトだけで過ごす自身の送る日々に疑問を感じていました。忙しい毎日ではあるのですが、何か物足りなく、このままでいいのか、かけている時間やお金と引き換えに得られているものは、自分の為になっているのかと感じていました。そこで思い切って何か挑戦してみたいと思い、留学を考えるようになりました。もともと私は幼いころから海外に興味があり、いつかは海外で生活してみたいと思っていました。したがって留学を通して、自身の興味を持っていた海外のことをもっと深く知り、語学力も身に着けて将来に活かせるようにしたいと思い、留学を決意しました。

 留学先に韓国を選んだ理由は、諸外国の中で最も関心のある国だったからです。高校生のときから韓国の音楽(いわゆるKpop)をきっかけに韓国にとても興味を持っていたので、韓国に留学することにしました。

留学を決めてから、出発まで

 留学を決めた1回生の冬から出発する3回生の冬までの2年間、アルバイトをしながら留学費用を貯め、さらに韓国語教室にも通いました。2年間の勉強の甲斐あって、出発前には韓国語能力試験2級(初級)に合格しました。事前に韓国語を勉強したことで、留学当初も韓国語で意思を伝えたり、自己紹介ができたりと役立ちました。

エピソード1

「苦労の先にあるかけがえのない喜び」

 留学中は、英語が必要となる場面も多々ありました。私の場合、2人1部屋の寮に住んでいたのですが、ルームメイトがオランダ人で、彼女は韓国語が全く話せなかったため、部屋ではいつも英語で意思疎通をとらなければなりませんでした。彼女はいつも私のつたない英語を一生懸命理解してくれて、私も彼女の話すことを必死で聞き取り、なんとかコミュニケーションをとっていました。

 ただ、やはり韓国語と英語とを使い分ける生活は苦労することもありました。

 私はゴールデンウィークにそのオランダ人のルームメイトと他の友人と一緒にHerb Hillzというアスレチックパークに行ってきました。その友人たちとの共通語は英語だったので、その日は1日中英語での会話でした。さらにパーク内の従業員は英語ができない人がほとんどで、従業員が韓国語で話してくることを私が英語に訳して伝えなければなりませんでした。しかし、このときは私の韓国語力もさほど身についておらず、英語力も足りていなかったので、上手く訳すことができませんでした。優しい友人たちは、私のつたない英語と身振り手振りでなんとか理解してくれましたが、私としては悔しい思いが残りました。その後は、韓国語の勉強中心で英語の勉強にまで手が回りませんでしたが、それでも英語で話すことは避けないでいました。韓国語と英語とで使い分けて話すことはとても大変でしたが、両方の言語で話すことで思いを共有できる人たち、交流できる人たちの輪を広げられます。そうして様々な国の人たちと交流し、心の底から笑い合える瞬間は何にもかえられないほど嬉しく、楽しいものです。

Herb Hillzにて石けん作り体験をしたときの写真。

エピソード2

「旅行に行き、さらに韓国を楽しむ!」

 私の留学していた嶺南大学では、「Window to Korea」という旅行制度がありました。これは、嶺南大学の韓国人学生と交換留学生が一緒に韓国国内を旅行する支援制度です。旅行の計画を立て、計画書を国際交流センターに提出し、合格すれば30万ウォン(約3万円)の旅行支援金を受け取ることができ、私も2度この制度を利用して国内旅行に行きました。一度目は韓国の首都ソウルに行き、二度目は韓国で最も食べ物がおいしいと言われているグルメの街、全州に行きました。韓国人の友人と一緒に旅行に行くことで、現地の方の韓国語が聞き取れないときでも友人が助けてくれたり、旅行先の情報を友人が解説してくれたりして、とても有意義な旅行となりました。

韓国とベトナムの友人と全州で韓紙作りをしたときの写真。

メッセージ

 留学で何より得られるものは、特別な出会いです。多様な国、多様な文化をもった友人、先生と出会い交流することで、自分にとっての常識が覆されたり、知らなかった世界を知ったりと、毎日が驚きと発見の連続です。そして外国のことを知るだけでなく、日本のこともこれまでとは違った視点で見えてくるようになります。自分は日本人であり、日本に20年近く住んでいながらまだまだ日本のことを知らなかったのだなと、外国人の友人と交流する中で気付かされることもあります。

 日本から離れて言葉も文化も異なる世界に行くことは、大変なこともたくさんありますが、それ以上に喜びも感じられます。少しでも留学や国際交流に興味のある人は、ぜひとも挑戦してほしいです。

帰国報告会 資料

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