奈良教育大学 国際交流留学センター

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海外の協定大学で学ぶSTUDY AT FOREIGN PARTNER UNIVERSITY

ロックヘイブン大学 【2019年8月~】
水名口 愛梨さん(学校教育教員養成課程教科教育専攻 英語教育専修)

  • ・滞在記

滞在記

 アメリカに来て、はや4ヶ月が経ちました。毎日が新しいことの出会いで溢れており、刺激的な毎日を送っております。半期報告書ということで、私は今回2点のことについて主に書かせて頂きます。1点目は、新しい環境や日常生活、カルチャーショックに関する感想、ストレスなどについて、2点目は、留学前に自分で定めた目標の達成度に対してのふり返りです。
 まずは、1点目について。アメリカに来て、文化の違いを感じた瞬間は多々ありました。しかし、その文化の違いのせいで、ストレスを感じることはほとんどなかったように思います。どれも新鮮で興味深いです。1つだけ挙げるとしたら、食事の違いです。日本にいる時は、ハンバーガーやピザなどは毎日食べるというよりは、友達と遊んだ時、パーティーをした時に食べるという感覚だったのですが、 アメリカに来て毎日食べるようになりました。最初は、食生活の変化で胃もたれが続いていましたが、最近はアメリカでの食事スタイルになじんできたように感じます。もちろんスーパーにいけば、日本食を手に入れることは可能ですが、値段や調理の手間を考えると、学校にあるカフェテリアを利用することが多くなり、結果として、ジャンクフードを基本とした食生活に変化してしまいました。 9月頃、献血をしようと思って、採血をしたら、まさかの私自身の血液の栄養素が欠如しており、献血することができませんでした。日本では、血液検査をするといつも正常値であったため、少し驚きましたが、そのあたりから食生活を見直すように心がけました。アメリカについて最初の頃は、周りの人が何を話しているのか理解できない状況がほとんどでした。 話の輪に入れないことは悲しいし、悔しかったですが、それが一つの私の英語に対するモチベーションになっていたようにも思います。今も、何を話しているか分からないことも多々ありますが、分かったふりをせず、聞き直すことを心がけています。日本にいた時、海外の方を見かけると、どこから来られたのですかと質問することも多いと思いますが、私は、アメリカに来てあまりその質問を受けたことがありません。 私の英語力を聞いた後で、あれ?ネイティブじゃなかったの?と聞かれることはありますが、、、。アメリカは多人種国家であるからこそ多様なバックグラウンドを持った方が一緒に暮らしています。たとえ自分と違っても、「外国の人」「他」というカテゴリーに入れないんだなと感じた瞬間でした。 「日本人は、謙虚でよく気を遣う」とよく耳にすることがあると思いますが、アメリカの方も、アメリカで出会った世界中からきている交換留学生も同じように、シチュエーションによっては気を遣うし、とても親切です。日本人だから、、、という人種で区分されたステレオタイプ・イメージは必ずしも当てはまらないのではないのかと感じるようになりました。しかし、文化の違いを感じる瞬間は多々あります。 例えば、私はアメリカに来て年齢の離れた友達をたくさん作ることができました。日本には先輩、後輩という考え方が存在しているので、人や環境にもよりますが、近しい友人になるのは少しアメリカと比較して難しいのかなと思います。日本の良い点にもきづくことができました。公共交通機関の時間の正確さやお店の店員が丁寧であるということです。 友人宅に遊びに行くとき、買い物に出かける時、私はよくバスを利用します。しかし、バスは時間通りにやってこないことが多々あります。15分遅れてやってくるということを幾度となく経験しました。ニューヨークに旅行に出かけた時も、地下鉄は時間通りにやってきませんでした。目的地に着く予定時間を多めに考慮して行動しないと、遅刻してしまうというケースが生じてしまいます。 また、日本では、スーパーやデパートなどの店員は客に対して丁寧な対応をすることが求められますが、アメリカではそうではないことが多いです。怒っているのかなと感じる時もあるし、時には少し不快に感じることもあります。日本文化がよくてアメリカ文化がいけない、又はその逆、とかではなく、文化の違いを知ることこそ、誤解を生じさせない、異文化理解につながる重要なポイントだと思うので、これからも前向きに文化の違いを発見していきたいです。
 2点目は、留学前に定めた目標の達成度のふり返りです。私は、英語力を高めることの他に、異文化理解の促進、自分自身の性格を変えるという目標を留学前に立てました。異文化理解の促進のため、前半期には、バレーボールチームに参加して、現地の学生とコミュニケーションを取りました。前半期は英語力に問題を抱えていた私ですが、スポーツを通してコミュニケーションを取ることができたように感じています。 後半期もバレーボールチームに参加させて頂こうと思っています。また性格面でも、少し変化が生じたように感じます。以前と比べ、自分の意見、考えを声にだして言うことができるようになりました。前半期は行くことができなかったのですが、後半期には、現地の小中学校に訪問して、どういった教育が行われているのかを観察しに行くことができればと考えています。 私が感じたアメリカと日本の教育の違いは、アメリカの方の方が、自分自身の意見を持ち声に出して表現できるということです。私は、アメリカにきて授業中、又は友達との日常会話の中でも、意見を求められることがよくあります。しかし、私は、その議題に対して疑問を持ったことがないし、そもそも議題に対して意見を抱いたことがないので、答えることに苦労します。 私は、日本の学校教育で、高校時代までは比較的よい成績を修めてきましたが、それは、教師に教えられたこと、教科書に載っていることをそのまま覚えたからです。自分の意見を述べた、自分の考えを深く追い求めてみたことはほとんどなかったように思います。しかし、考え自分の意見を述べること、それはとても楽しく大切なことであり、その人の個性を引き出してくれるものであると思います。 アメリカの教育と日本の教育の違い、その違いから教師となった際に何を活用、応用することができるのか、について考察を図ることを後半期の私の課題としたいと思います。
 とても、一瞬で濃密な4ヶ月でした。後半期もより多くのことを吸収できるように努力します。短いですが、これで半期報告のほうを終わらせていただきます。いつもサポートありがとうございます。

現地での様子

     

     

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